ギリシャ議会（１院制・３００議席）の再選挙結果を受けて２０日、３党連立政権が成立した。
第１党の中道右派・新民主主義党（１２９議席）と第３党の中道左派・全ギリシャ社会主義運動（３３議席）、第６党・民主左派（１７議席）の３党が、財政緊縮策を一部修正し、ユーロ圏国の地位を堅持する連立の政策合意を締結した。

新民主のサマラス党首がパプリアス大統領に政権樹立を報告し、大統領から首相に指名された。 危機的な財政のかじ取りと難航必至な緊縮策見直し交渉を担当する財務相には、元大学教授で民間大手のギリシャ国立銀行会長・ラパノス氏が就任。

２１日にルクセンブルクで行われるユーロ圏財務相会合には、再選挙中の暫定実務者内閣のザニヤス財務相が副財務相として新政権に残り、ギリシャ代表として出席。新政権の樹立を報告し、ユーロ圏に残る決意を各国に表明するとのこと。


再選挙でようやく新政権が発足。
再々選挙もあるのでは と考えられてたようなので、ようやく一歩前進ってところかな。

ただ、問題は解決したわけではないので今後どうなるのやら。
この政権もどれくらいもつのか分からないし・・・