米労働省が22日発表した9月の非農業部門就労者数（季節調整済み）は前月比14万8000人増加し、増加数はエコノミスト予想の18万人を下回った。一方、9月の失業率は7.2％となり、前月の7.3％から小幅に低下。


雇用統計結果は市場予想を下回り、連邦準備制度理事会（FRB）が来年まで債券買い入れ措置の縮小に着手しないとの見方が強まったためドルは急落。ユーロに対しては1.3792ドルまで下げ、2011年11月以来の安値をつけた。さらに、スイスフランに対して19カ月ぶり安値、オーストラリアドルに対しても4カ月ぶり安値まで売られたほか、英ポンドと円に対しても下落した。


＜主要通貨 NY市場終値 22日16時50分 （前日）＞
・ドル 98円13-16銭 （98円17-20銭）
・ ユーロ 1.3781-84ドル （1.3679-82ドル）
・英ポンド 1.6234-36ドル （1.6146-50ドル）
・スイスフラン 0.8945-48フラン （0.9018-22フラン）
・ユーロ 135円25-28銭 （134円31-34銭）
・豪ドル 95円27-32銭 （94円81-84銭）
・英ポンド 159円30-37銭 （158円51-59銭）
・カナダドル 95円38-45銭 （95円27-34銭）
・NZドル 83円59-66銭 （83円00-08銭）