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( *´艸`) いらっしゃいまし

20年12月17日(木)無主地

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20年12月17日(木)無主地

無主地とは、どの国にも領有されていない土地を指す。


地球上の土地は、どこかの国のモノになっていると思っていたが、現在でもいくつかの土地が無主地であり続けているんだってさ。そんなのが、あるなんて驚き!!




・セルビアとクロアチアの国境地帯にある、ゴルニャ・シガ
ゴルニャ・シガは、国境をドナウ川中間線と主張するセルビアと、オーストリア=ハンガリー帝国時代の境界線とみなすクロアチアのどちらも領有権主張や実効支配を行っていなかった。

これに目をつけ、無主地の先占で新国家樹立が可能と考えたチェコ人の政治家ヴィート・イェドリチカが2015年4月13日に「リベルランド自由共和国」の建国を宣言した。
が、国家承認はされていないとのこと。





・エジプトとスーダンの国境地帯にある、ビル・タウィール下記地図ピンク色部分
この地域は、いずれの国家によっても領有権が主張されていない無主地。


2014年にはアメリカ人のジェレマイア・ヒートンが現地に赴いてミクロネーション北スーダン王国」の建国を宣言したが、領有宣言を承認する国家はない。



その一方、エジプト・スーダン国境地帯の紅海沿岸にある地域  ハラーイブ・トライアングル(地図の緑色部分)は、両国が領有権を主張し、エジプトが実効支配している。





南極大陸 (全ての氷棚を含む南緯60度以南の地域)
イギリス、オーストラリア、ニュージーランド、フランス、ノルウェー、アルゼンチン、チリの7ヵ国が領有権を主張 をしていたが・・・・・・


1959年12月1日、締約された南極条約より、領有権は全て凍結されて今日に至っている。

条約の概要
・南極地域の平和的利用(軍事的利用の禁止)
・科学的調査の自由と国際協力
・南極地域における領土主権、請求権の凍結
・核爆発、放射性廃棄物の処分の禁止
・条約の遵守を確保するための監視員の設置
・南極地域に関する共通の利害関係のある事項についての協議の実施
・条約の原則および目的を促進するための措置を立案する会合の開催




・西経90度から西経150度までの「マリーバードランド」(地図の白部分)
南極にはさまざまな領有権の主張があるが、マリーバードランドを含む西経90度から西経150度の地域は、南極条約が発効するまでにどの主権国家によっても領有を主張されていないため無主地となっている。



いや~~色々あるんだねぇ~ (´ー`)

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