あおり運転に対する罰則を強化した改正道路交通法が衆議院本会議で可決・成立。
施行は6月末からの予定とのこと。
今までの道路交通法にはあおり運転を取り締まる規定はなく、「車間距離保持義務違反」や「安全運転義務違反」、刑法の「暴行罪」「危険運転致死傷罪」などが適用されていた。



そのあおり運転が「妨害運転」と規定されるのだ。
違反による罰則は、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。
さらに高速道路などで相手車両を停車させるなど、著しく危険な行為に対しては酒酔い運転と同じ5年以下の懲役または100万円以下の罰金という、より重い処罰の対象となる。

行政処分では、これらに違反すると事故を起こしていなくても一回で即免許取り消しになるという。


【あおり運転の定義となる10類型】
・車間距離不保持
・急ブレーキ
・割り込み運転
・幅寄せや蛇行運転
・不必要なクラクション
・危険な車線変更
・パッシング
・最低速度未満での走行
・違法な駐停車
・対向車線からの接近


ドライブレコーダーの導入を本格的にした方がよさそうだ。