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★黒猫宅急便★ver.3

( *´艸`) いらっしゃいまし

8月19日(金)ドル円 戦後最高値 

ニューヨーク外国為替市場の円相場は、一時1ドル=75円93銭まで円買いドル売りが加速し、東日本大震災後の3月17日につけた戦後最高値(76円25銭)を一気に更新した。
政府・日銀が週明けにも円売り介入に乗り出す可能性もあり、「直後は2、3円、円安に振れるかもしれないが、効果はすぐ剥落する」(外資系証券)。時をおかず、75円台を超える円高水準の攻防が始まる恐れも消えない。


結果的に超円高が長期化すれば、輸出企業は壊滅的なダメージを受ける。すでに80円を超えた段階で「限界を超えている」(豊田章男・トヨタ自動車社長)とされてきた。事実、多くの企業は最近の円高を受けて想定為替レートを80円に修正してきたが、75円台を超える水準は未知の領域。


大和証券キャピタル・マーケッツは、円相場が82円から77円に高騰すると、主要200社の経常利益が8500億円以上なくなると試算。すでに製造業にコスト削減余地は少なく、「海外に生産拠点を持っていかざるをえない」(電機大手幹部)状況で、過酷な円高による産業空洞化がさらに現実味を帯びてきた。

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