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★黒猫宅急便★ver.3

( *´艸`) いらっしゃいまし

11月12日(土)環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)のメリット・デメリット

最近特に話題となっている、環太平洋戦略的経済連携協定(Trans-Pacific Partnership
TPPとは・・・
2006年にAPEC参加国であるニュージーランド、シンガポール、チリ、ブルネイの4ヵ国が発効させた貿易自由化を目指す経済的枠組みで、加盟国間で取引される品目に対して、関税を撤廃原則的に100パーセント撤廃することを目指している。工業製品や農産品、金融サービスなどをはじめ、全品目について、2015年をめどに関税全廃を実現するべく協議が行われている。

2010年11月の時点で、米国、オーストラリア、ペルー、ベトナム、マレーシアの5ヵ国がTPPへの参加を表明し、次いでコロンビアやカナダも参加の意向を表明している。

これまで日本はTPPに対する姿勢を明らかにしていなかったが、2010年10月に開かれた「新成長戦略実現会議」で、菅直人内閣総理大臣(当時)がTPPへの参加検討を表明。そして、2011年9月に野田内閣誕生、本日バラク・オバマ米国大統領へTPP参加以降を表明した。



メリット(良い点)
1.海外諸国との競争によって肉や米の価格が安くなる
2.関税撤廃で輸出企業は海外に進出しやすくなる
3.農作物の価格競争で、農業の生産性が向上する
4.GDPが2.4~3.2兆円増加(内閣府)

デメリット(悪い点)
1.関税撤廃により、国内の農家が衰退するおそれがある
2.輸入品との価格競争で、国産製品の価格が下がり、日本のデフレがさらに進む
3.農業関連GDPが4.1兆円減少、全体としては7.9兆円の損失(農林水産省)
4.アメリカが政治的圧力をかけてくる可能性がある


どうなっていくんだろうか・・・・・・
なんか、結局アメリカ他参加国の都合のいいようになっていく気がするんだが。

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